自律神経失調症

気功は、自律神経失調症にも効果のある治療方法です。

自律神経が乱れた症状としては、疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、不眠、便秘、 下痢、微熱、発熱、耳鳴り、手や足のしびれ、口や喉の不快感、頻尿、頻尿、残尿感、ほてり等があります。

精神的な症状として、イライラ、不安感、落ち込み、やる気がない、憂鬱、感情の起伏が激しい等が出てきます。

自律神経は交感神経と副交感神経からなります。

交感神経というのは、朝起きて身体が動き出す際にオンになる神経です。怒ったり、心臓の働きの促進、血管の収縮、胃腸の働きの抑制、瞳孔が大きくしたりする作用があります。

副交感神経というのは、夜寝る時に高まったり、食事中は胃酸が大量に分泌される事で腸の運動が活発になります。これは副交感神経が働くことで、食物の消化に必要な機能が活発になっている状態だったりします。簡単に言うとリラックスしている時に働いている神経なのです。

しかしながら、現代人のほとんどが、これが乱れている傾向にあります。

24時間の飲食店での仕事 深夜のコンビニ 工場での深夜勤務 深夜のテレビ番組を観たり、携帯電話で仲の良い友達と電話で話したり、ラインが既読になってないといって心配したり、 スマホゲームで寝る間を惜しんでしたりと・・・

こんな生活習慣をしていて、乱れないはずがないですよね・・・

人間の身体は夜、休んでリラックスできる様になっているので、夜起きていると逆に交感神経が高まってホルモンの分泌が悪くなってしまいます。そうすると、朝起きれない、意欲がわかない、感情の起伏が激しくなるといった感じになってしまいます。 自律神経失調症を西洋医学のお薬で治すには、なかなか大変です。

また、女性の場合はPMS(月経前症候群)や更年期によっても病気でなくても身体の不調を起こします。PMSというのは、排卵後〜生理前にかけて女性ホルモンが急変動する事で頭痛やむくみ等の身体の不調の他に脳内物質のセロトニンの低下によって気分が落ちてしまう症状も出てきます。生理が始まると治るのが特徴です。

更年期は、年齢を重ねるにつれて女性ホルモン(エストロゲン)ん急激な減少によって、倦怠感、のぼせ(ホットフラッシュ)、動悸、めまいなどの様々な不調が現れる時期の事です。症状には個人差があって、だいたい50歳前後に多いです。

女性の場合、ホルモンの関係で自律神経が乱れる事も多いです。

また、猫背になることで首から背中にかけての骨格が曲がる事で、背骨から出ている神経が圧迫されて、正常な働きができなくなるからです。それに伴って、自律神経が乱れる事で不眠になったりするからです。 頭が前方にいく事で首や肩についている筋肉が引っ張られる事で筋肉が固くなる事で肩こりが発生して、めまいや吐き気が起こる事があります。

首から自律神経が乱れるというのは、ちょっと想像がつかないかもしれませんが、交通事故のむち打ちのクライアントさんで、事故直後から激しいめまい・吐き気・不眠・倦怠感・鬱症状で悩まれる事があります。これは首の筋肉が硬直する事で首にある神経に影響があり、その様な症状が出ていると考えられています。なので首は大変重要な所です。首は英語でネックと言うくらい弱い所、急所であると思います。 気になる方は、是非当院の気功治療を受けてみてください。

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