最近、当院でも息子さんや娘さんが不登校(登校拒否)で学校に行けない。行きたくない状況になっているので気功で何とかなりませんか? といった相談が多く寄せられています。
病院に行っても身体の異常はなく、カウンセリングを受けても全く改善しない、色々な整体に通っても… といった感じの方が多いです。
当院の不登校の方に対する治療の基本的な考え方としては、身体の自律神経を整えて、朝起きれるようになるように、身体を軽くする治療がメインとなってきます。
朝が起きれずに不登校になるケースは大変多いです。
病院では、起立性調整障害が原因で朝起きれないといわれることが多いです。
起立性調整障害について書いているのはこちらです。参考にされてください。
不登校になる原因として多いのが、生活リズムが朝と夜が逆転している状態が多い感じがします。自律神経を整えてあげると、朝起きれるようになったり、意欲が湧いてきます。
また、学校に行けない要因として、いじめや友達や先生との関係があったりしますが、無理に我慢するのではなく、環境を変えるつまり、学校を辞めたり、学校を変えたりする必要もあるかと思います。
簡単ではないのですが、ここは親子や学校等でしっかりと話し合う事が重要です。
話を戻します。当院では、その場合の心のケアも気功でやっていきます。
まず、痛くない鍼を使って身体の自律神経を整えさせて、気功をやっていくと不思議と身体が軽くなって、あれほど悩んでいたのが馬鹿らしくなるぐらい前向きになる方も多いです。(※個人差はあります)
また、精神科や心療内科やその他の整体やカイロプラクティック、鍼灸等の代替療法も併用していけますので安心して受ける事ができます。
是非、一度ご相談ください。
不登校を解決するために親ができる事
一番大事になってくるのは、不登校になっている大切な息子さんや娘の自己肯定感を高めてあげて、自分自身に対して自信を持って今の状況を受け入れる事です。
これは何か?というと 息子さんや娘さんは、不登校になって、多くの方が自己肯定感が下がっています。まずは自己肯定感を高めるのが重要です。
これに関しては後ほど、詳しく述べていこうと思います。
親子の間での会話を増やしていくと、子供等は精神的、肉体的に安心を得る事で自己肯定感が高まっていきます。
不登校を解決するには、偉い先生や本の通りにやってもうまくいかない事も多いです。
ですので、それぞれの子供の変化に対応して臨機応変に親が対応していく必要があります。
子供に対して聴く・話すという姿勢が重要になってきます。
不登校になりやすい特性
親の特性としては、子育てに熱心。過干渉。しつけに厳しい。人の評価を気にする。責任感が強い。とった感じがあります。
子供の特性としては、真面目。優しい。頑張り屋さん。正義感が強い。
という特性があると言われています。
こうやってみると、親と子ともに、立派なな人格な方に多い感じがします。
悩んでいる方と話すと仕事だけ、勉強だけといった方が多いので、何かしら自分の気分をリフレッシュするものを見つけるのもいいと思います。
不登校が解決している方の状態
・不登校になっている原因が無くなり問題が解決した。
・とりあえず我慢して学校に行っている。
・自己肯定感が高まった。
上記の3つのどれかに当てはまっていると思います。
しかしながら、結構多いのが我慢して学校に行っているという解決が多いようです。
これは、根本的な解決となっていないので、ある日突然に心の糸が切れてしまう事があるので注意が必要です。この様な感じですと、また不登校になったり、大人になって引きこもりとなってしまい、何十年と引きこもってしまう… となったりするので注意が必要があります。
しっかりと、軽い内に対策を講じるのが大事です。当院の治療も受けてみてはいかがでしょうか?